UM16-002

素直な作りの六分丸の逸品です。サグリ（印鑑の上下のしるし）が無いので「印相彫り」に適しています。ケースもこの印材に合わせて作られた別注手作り品、象牙の落し蓋、落しは白水牛でさらに上品で高級感があります。ケース内張りは縁起の良い菊の花の意匠模様、渋い仕上りの金地に紺の花です。ケース外革は天然の本クロコダイル（鰐革）の腹鰐で光沢のある非常に良い革です。ケースの覆輪（「ふくりん」ケースの金具の部分）は燻し銀（いぶしぎん）の縄目仕上げで上品で高級感あふれる作りとなっております。印材は比較的若く乳白色です。